
クルマバッタ (学名:Gastrimargus marmoratus)
撮影時には「ツチイナゴ」だと思っていましたが、写真を見ると、「クルマバッタ」の褐色型でした。
「ツチイナゴ」の特徴の涙目模様も無く、胸部が盛り上がっているため、「クルマバッタ」と断定しました。

ハラビロカマキリ (学名:Hierodula patelifera)
幅が広い中型のカマキリ。擬態が得意なのか、椎ノ木谷(しいのきや)でもたくさん生息しているはずだが、他のカマキリに比べて見つけにくい。この日は「しいのきやキッズ」の小学生が捕まえた個体を撮影させてもらった。

ツヤアオカメムシ (学名:Glaucias subpunctatus)
緑の広場の入り口で見つけ撮影した個体で、写真ではツヤがあまり無いが、背中の斑紋(無し)や触覚の色(褐色)、腹側の黒点(無し)等で「ツヤアオカメムシ」と断定しました。

ミナミアオカメムシ(幼虫) (学名:Nezara viridula)
幼虫は鮮やかだが、成虫になると全身が緑色になる。稲に付いていた個体を撮影したのだが、後で調べたらイネ科の害虫だった。1950年代末から四国、九州で大きな被害を受けたらしいが、今のところ椎ノ木谷では被害はほとんど無い。

コバネイナゴ (学名:Oxya yezoensis)
最もポピュラーなイナゴで椎ノ木谷の田んぼ周辺にもたくさん生息している。「イナゴの佃煮」も有名で、去年は「椎ノ木谷産のイナゴの佃煮」も会員が作り、美味しく頂いた。

キアゲハ (学名:Papilio machaon hippocrates)
ナミアゲハに似ているが、翅の基部の模様が違い、キアゲハのほうが、黄色が強い。

オニヤンマ (学名:Anotogastar sieboldii)
日本最大のトンボで椎ノ木谷でもよく見られる。

トノサマガエル (学名:Rana nigromaculata)
灰褐色~灰緑色の中型のカエル。背中に1本の筋があるのが特徴で、今の時期には椎ノ木谷で良く見られる。

ツクツクボウシ (学名:Meimuna opalifera)
夏の終わりに出てくるセミでこの時期は椎ノ木谷でも良く鳴き声が聞こえる。

クサガメ (学名:Chinemys reevesii)
ペットショップでは「ゼニガメ」という名前でクサガメ(子ガメ)が売られています。(本来はイシガメの子をゼニガメと呼ぶ)佐鳴湖では、アカミミガメ(外来種)が非常に多く、クサガメはいないと思われるが、新川の上流の椎ノ木谷周辺では、まだクサガメが生息している。