
ミカワバイケイソウ (学名:Veratrum stamineum Maximm.var micranthum Satake)
(2017.4.10 撮影)
保全ゾーンのミカワバイケイソウは開花し始めました。まだまだ、満開ではありませんが、時期的にはほぼ例年通りだと思います。
観察ゾーンにある唯一の「ミカワバイケイソウ」はつぼみすら無いので、今年は開花しないのかもしれませんが、もしかしたら遅れて開花するかもしれませんので、これからも観察をしていこうと思います。

観察ゾーンの「ミカワバイケイソウ」です。
静岡県・愛知県・岐阜県・長野県にのみ生育するユリ科の植物で絶滅危惧種2類に指定されている。
三河湾周辺の日当たりの良い酸性土壌の湿地だけに生える植物で氷河期に低地に進出した高山植物の「コバイケイソウ」が、温暖化の際に平地でも生き残れるように適応したのが「ミカワバイケイソウ」だと考えられている。