
ヒラタクワガタ (学名:Dorcus titanus pilifer)
椎ノ木谷(しいのきや)で見られるクワガタは
コクワガタ、ネブトクワガタ、ノコギリクワガタ、とヒラタクワガタである。
ヒラタとは平べったい体系をしていることから名付けられ、種小名の「titanus」は
ギリシャ神話の神々である「ティターン」に由来している。
「ヒラタクワガタ」は25亜種が存在していて、日本には、大東諸島、対馬、五島列島など
12亜種が特定されている。
オスの体の大きさは個体差があるが、最近は僕が子供のころに比べて、大型の個体が多い気がする。
飼育や繁殖も比較的簡単なので、興味のある方は累代飼育に挑戦してほしい。
*近年、外国産や別地域の国産亜種の放虫により交配種が確認され、日本元来のヒラタクワガタ
への遺伝子汚職や生態系への影響が懸念されているので椎ノ木谷に限らず、別地域(外国産は特に)
の個体を放虫するのは絶対にやめてください。
今年も夏に行われる「第二回椎ノ木谷キッズ」でヒラタクワガタをプレゼントできるように
準備するので、興味のある方(小学生以下の子供)は是非参加してください。