椎ノ木谷2016年度!

今年度(2016年度)の椎ノ木谷を振り返ってみました。


過去には、「コガネムシ」や「アオドウガネ」、「ハグロケバエ」などの異常な大量発生がありましたが、今年度は特に異常発生は無かった様に思います。(椎ノ木谷の全てを見てきたわけでは無いですが。)

その中でも目に付いたのは、夏に雑木林で「カブトムシ」が大量発生していました事ですね。ただ、全体の個体数が多くなったというよりは、椎ノ木谷の雑木林に集まっていただけの様な気がします。その証拠に雑木林以外では、見られる個体数がかなり少なかったので。
「クワガタ」に関しては、「コクワガタ」の数は例年よりも少なくて、「ヒラタクワガタ」も少なくて、大型の個体はほとんど見なかったです。「ノコギリクワガタ」は、例年は、5~10匹程度の個体は見られるのですが、今年度は0でした。「ネブトクワガタ」も1,2匹程度しか見られませんでした。
椎ノ木谷2016年度!
「カブトムシ(雄)」

椎ノ木谷2016年度!
「ネブトクワガタ(雄)」


「ゴホントゲザトウムシ」は、5~7月に椎ノ木谷では、よく見られましたが、今年度は比較的見られる個多数が少なかった様に思います。
椎ノ木谷2016年度!
「ゴホントゲザトウムシ」は生息地は局地的で、県によっては、「準絶滅危惧種」に指定しているところもあります。

「二ホンアカガエル、「ヒキガエル」「シュレーゲルアオガエル」などの両生類は、池や、貯水池の減少により、産卵数が減少しているように思いますが、産卵場所が確保出来れば、個体数(産卵数)は安定すると思います。


昨年度は繁殖が確認出来なかった、「フクロウ」も今年度は、繁殖しており、比較的順調に観察できていると思います。
ただ、写真は撮ることが出来なかったので、次年度は、しっかりと記録として、写真を撮りたいと思います。


今年度の個人的な収穫としては、「ツノトンボ」ですね!
椎ノ木谷2016年度!
「ツノトンボ」はトンボと名前はついても、トンボ目ではなくて、アミメカゲロウ目ツノトンボ科に、属している昆虫です。
トンボに似ているが、小さく、色も黄色で多毛、長くて先の膨らんだ特徴的な触覚を持っている。

これまでに、見たことがなくて、存在すら知らなかったので、個人的な収穫にしました。
(一般的には、知られているのかな?)

来年度も観察をして、しっかりと記録を残していきたいと思います。


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
椎ノ木谷2016年度!
    コメント(0)